ボンクラ達が送る、カルチャーをコネクトするボードゲームZINEのデザイン
自身もメンバーとなり出版しているボードゲームのZINE「Board Game Bros.」。誌面やロゴのデザイン、表紙イラストや挿絵、名刺等を担当しています。メンバーは同年代の友人3人。趣味で楽しんでいたボードゲームで遊ぶ時間を、何か形にできないかとメンバーの一人が発案したのがきっかけでした。ZINEはボードゲームショップやカフェ等に設置頂いています。
1.ボードゲームとは?
そもそもボードゲームとはなんぞや、という方も多いと思います。ざっくり言うと、ボードゲームとはトランプやオセロ、チェスのような専用のカードや盤、駒、サイコロ等を用いて行うゲームのことです。よく知られてるものでは人生ゲームやUNOなどがありますが、それだけではなく近年新作のボードゲームが続々と登場し、専門店も多く見るようになりました。友人と集まってお酒を飲みながら、パートナーと夕食後に、と様々なシーンで活躍できるテーマやルールの多種多様なゲームがあり、子供だけでなく大人でこそ楽しいとも言える魅力が詰まっています。
2.自分たちの視点から組み立てるZINE
メンバーの共通の趣味である映画、音楽、ゲーム、漫画といったサブカルチャーの視点からのボードゲームのアウトプットをコンセプトにしています。発信する術としてブログや動画配信等もある中、アナログな紙媒体であるZINEを選択。「自分たちのペースで発信できて、手に取る楽しさや愛着がもてるから」とメンバーが言ったのがきっかけです。
3.愛をもって取り組む
こういった自主制作的なものは特に、作品に対しての「愛」が必要になると考えています。普段のお仕事でのクライアント様が、商品等にかける想いや愛を自分たちで補わなければなりません。完成へのコンパスは自分たちしかいない中、楽しんで制作する為に作品への愛は忘れないようにしました。メンバーはもちろん、イラストや企画に協力してくれる友人たちの存在も大きなモチベーションとなっています。
4.イースターエッグや小ネタ
表紙イラストには各号のテーマにそったゲームのモチーフをひっそりと仕込んでいます。知ってる人が見ると「あっ!」となる楽しみは映画等にも共通します。冊子内の挿絵にも小ネタを盛り込みました。毎号メンバーと試行錯誤しながら、まず自分たちが面白いと思えるものを目指して制作しています。